『赤めだか』 立川談春著
「あのなあ、師匠なんてものは、誉めてやることぐらいしか弟子にしてやれることはないかもしれん、と思うことがあるんだ」
立川談志の弟子立川談春が前座生活を綴った随筆の中の師匠談志のつぶやき。
このエッセーは天才落語家の師匠のもとで修行した日々を描き、笑わせ、泣かせてくれる。
人を育てていくことの意味を落語の世界を舞台に表し、特別篇2話を含む、10個の小話はそれぞれ落語の話のように魅力的であり、人間の本質を見る視線と人間と人間の関わりの深い意味と感情を自らの破天荒な修行体験のエピソードを語りながら表現している。
中小企業の一番の危機は、若い人達が入社しなくなったことにある。若いエネルギーを育てて行こうとする風土が失われ、会社が活気を失い、付加価値を生み出せなくなっている。
何百年も継承されてきた古典芸能の人を育てるあり様が今この時代にもっとも必要なものを教えてくれる。
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赤めだか 著者:立川 談春 |
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