外国人のための確定申告セミナー INDIVIDUAL INCOME TAX RETURN SEMINER for Foeign Nations

125日土曜日、札幌時計台が見える札幌国際プラザ(札幌市中央区北1条西3丁目札幌MNビル3階)で『外国人のための確定申告セミナー』が開催されました。北海道税理士会と(公財)札幌国際プラザの共催で、午後1時半から始まりました。 

石丸会長が英語で開会の挨拶をしたあと第1部は英語によるセミナー、13人の受講者に向けて、北海道税理士会国際委員会の瀧谷和隆委員長が個人所得税と確定申告の基本事項について解説しました。話しは日本語、英語の両方で、資料も日本語、英語のものを用意しての説明ですが、税金はその国の家族制度などの社会制度、政策と密接に関わっているため外国とは違う日本独特の仕組み、内容があり、理解してもらうのは大変なことです。英語の達者な石丸会長と司会も務めた渡邉洋子副委員長もサポートして午後3時過ぎセミナー第1部は終了しました。第2部は中国語によるもの、国際委員会の佐々木英子委員が講師を担当し、参加者は少数でしたが個人相談のような感じで熱心に話を聞いていました。 

午後415分にセミナーは終わりました。

2014125_022_1280x960

2014125_025_1280x960

英語の税金の資料は国税局のホームページに掲載されています。国税庁HPトップページのサイトマップをクリックし、Englishのところを選択すると国税の英語資料をダウンロードできます。復興特別所得税についての情報がないなど、一部内容が最新でないものがありますので注意してください。

国税庁の英語版解説URLは下記の通り

INCOME TAX AND SPECIAL INCOME TAX FOR RECONSTRUCTION GUIDE(FOR FOREIGNERS)

http://www.nta.go.jp/foreign_language/index.htm

日本に住む外国人の方が増えているとは聞きますが、税理士でも外国人の相談にのれる者は少数で限られています。今後は国際委員会で会員向けの研修会や情報提供を行い、国際税務関係に対応できるようにしていきたいと考えています。

税理士法人TACS 木村聡 http://i-tacs.jp/

(北海道税理士会副会長、国際委員会担当)

 

 

 

| | コメント (1) | トラックバック (0)

岩見沢のまちづくりのために

以下の文章は岩見沢中心市街地活性化協議会の専門部会が岩見沢中心市街地活性化の第2期基本計画に盛り込むべき事業を5回にわたって議論した結果をまとめた提言書のために私が書いたまとめです。

Ⅰ 目標について

1 目的達成の厳しい現実

ここ数年、急激な人口減少が続いています。今から27年後(平成52年)の本市の人口は60,523人に減少し、高齢化率は42.9%との大変厳しい見通しが示されています。自然減の現実の中で数的なものを含め目標を達成することの厳しい現実をはっきりと認識することからまちづくりを始めましょう。

2 目標を数字的なものだけではなく、質を高めていくことが大事

数字的な目標は活性化計画が実施され有効に機能しているかの一定の尺度とはなりますが、数的な達成だけがすべてではなく、質の側面でもまちなか活性化が行われたのかを検証していくことが必要です。

岩見沢市民が生活するうえで、まちなかが市民の良質な時間を過ごせる場所、幸せを感じられる場所になっているかを常に計画を実施していくうえで考えるべき重要な課題であることを忘れてはなりません。

3 幸せの定義

 日本の今を担っている責任世代はおおかた成長神話の考えに染まっていて、現在の様々な問題は経済成長が実現できれば解決できるという幻想から抜け出していません。環境、経済、金融などが地球的規模でタイムラグなしに連動している状況の中で、過去の高度経済成長の経験だけでは未来は築けません。特に地方においてはその傾向が顕著であり、今後も都市と地方の格差は広がっていくことは間違いないでしょう。

 では、地方で生きることをどう考えていけばよいのか?

そろそろ下りのエスカレーターを必死で上っていくのをやめようではありませんか。

エスカレーターを降りて、階段をゆっくり上ってはどうでしょう。自分たちのペースでゆっくりと歩いて上って行く。力のある人は走って上っても良いでしょう。しかし、そのような人も時には途中で立ち止まって、周囲の人たちと歓談し、周りの風景を楽しむ。高齢者も子育て世代も各世代がお互いを思いやりながら、幸せの階段を上っていくことができないでしょうか。

 経済的な成長目標を捨てた時に、何を目標にするのか。物質的な豊かさがなくても、質の高い生活はできるはず。新しい幸せの基準を考え、それに向かって行くことで、私たちの生き方、暮らしが他のまちに住む人々から羨まれるようなものになるでしょう。

Ⅱ 目標達成のための組織

1 リーダーの役割

「偉大さとは方向を与えるということ」これはニーチェの『人間的な、あまりにも人間的な』の一節で、今も不変な指導者の条件です。

まちなか再生の厳しい現実を打破していくためには、はっきりとした将来の方向性を示すリーダーが必要であり、行政と経済界のリーダーがその役割を果たすことが求められます。その差し示された方向に向かって、すべての関係する市民、グループ、会社、団体が行動し、その間をコーディネーターが調整し、限られたまちの資源を有効に機能するようにマネジメントしていく。誤解されやすいのは、コーディネーターがリーダーではないということであり、まずはリーダーが明確な方向を指し示す本来の役目を果たさない限りどんなに有能なコーディネーターを持ってきても目標は実現できません。

2 コーディネーターの役割

中心市街地活性化という目標の達成のためにはコーディネーターが必要です。コーディネーターが個人、チーム、まちづくり会社などのいずれの形態をとるべきなのかを考える前にコーディネーターの基本的条件を整理してみましょう。

コーディネーターには次のような資質が求められます。

    公平・中立であること

    長期的視点をもつこと

③まちなか活性化のためのステークホルダー(まちなかに関係する人、団体、組織など)との友好な関係を築き、彼らの意見、考えを調整できる能力

    計画を実施するうえでの法律、経済などの専門家を利用できるマネジメント能力

このような多様な能力を持つ個人は稀であり、一人のコーディネーターがすべてを担うことには無理が生じます。それよりも、それぞれの資質を持った人間の集合体、エリアマネジメント・チーム又はまちづくり会社がコーディネーターの役割を担っていくことが現実的でしょう。①公平・中立、②長期的な視点という点から考えると、法人格を持った非営利のまちづくり会社が最適であると言えます。

3 まちづくりのPDCA

限られた資源(ヒト、モノ、カネ、情報)をいかに使い、まちなかを活性化するかとい命題を考え、実行するうえではこれらの資源をどれだけ有効に活用し本来の目標の実現を達成するかという経済的な視点を常に計画の中に入れていき、その検証及び修正を絶え間なく行っていくことが肝要です。計画達成のためのPDCAのマネジメントを継続していかなければなりません。

4 まちづくりの後継者である次世代との連携

 私たちは中期的な計画と同時に20年後、30年後を見据えたまちづくりの計画を考えなければなりません。20年後以上のことになると、その時にまちの責任世代となる今の若い世代20歳台から30歳代がどのように自分たちに未来を考えているのかをしっかり聴くことが必要ですし、若い世代も将来を見据えて現在の問題を考えていくことが求められることになります。

若い人の特長として熱意に溢れ、行動力を持っていても、そこに財源や法律の壁を突破していく知恵と知識、そして長期的な目標設定とあきらめない心がなければ、目の前の結果だけで失望し、まちづくりから離れていってしまうことになります。

常にまちづくりを目指す者は、まちの未来を託していく次世代に対し、彼らの思いが実現できるように手を差し伸べ、共に育っていけるような環境を築き上げていくことが重要です。

5 多世代の視点

 誰のためのまちづくりなのかを自問するとき、ある特定の世代だけのためだけの計画であれば市民の支持は得られません。高齢者の比率が高まっていく中でシニア世代が暮らしやすいまちづくりを考えるのは当然ですが、子育て世代、若者たちへの十分な配慮が中心市街地の活性化には必要です。

重要なことは各世代の役割分担を明確にし、それぞれの世代が支えあい分かち合っていく仕組みづくり、組織づくりを中心市街地活性化計画に盛り込んでいくことです。

2013.7.12  中心市街地活性化協議会 専門部会 部会長 木村聡

| | コメント (0) | トラックバック (0)

ろのじ組通信 Vol1

今朝の北海道新聞朝刊に岩見沢のまちづくりに関した記事に「ろのじ組」の事が取り上げられました。

4月に創立した一般社団法人「ろのじ組」 今まで目立った活動はしていませんでしたが、11月中旬よりまちづくりリーダー養成講座(6回コース)を開催します。詳細はこれから発表します。

今日の記事には「まちづくりは人づくり」という私たちのグループの基本的な考え方が紹介されています。これからどんな新しい仲間ができるか、楽しみです。

20121016079

税理士法人TACS 代表社員 一般社団法人ろのじ組代表理事  木村聡

| | コメント (0) | トラックバック (0)

«駅まる弁当 いわみざわ駅まる。2012